細く、長く、結ばれ続く。

はるか昔、
シルクロードを経て伝わったもの。

“金銀糸”

六世紀頃、奈良文化の時代から
貴族の装飾の飾り刺繍として
使用されたのが、金銀糸です。

一五○○年もの時代を経て、
未来に残る輝きを金銀糸を通じて
残していきたい…。

金銀糸イメージ1

 

宝ものづくりのお手伝い。

金銀糸はそれだけで価値を成すものではありません。
その輝きを持って、作品や製品に、よりいっそうの価値を付け加えるのです。

日本各地のさまざまな地域で
たくさんの方が関わる文化的事業において、
金銀糸の輝きを通じて貢献していきたい。
それはまさに、地域の宝物です。

誇りや憧れ、結束の象徴としてこれからも、
金銀糸の魅力、歴史、技術を
未来に伝えていかなくてはいけない。
それも私たちの大切な
使命だと考えています。

金銀糸イメージ2

 

新たな金銀糸の世界。

たくさんの人に金銀糸の魅力を
知って欲しいと思います。
そのためには今までにない
新しい見方、感覚、感性で
金銀糸を使ってくれる人と、
たくさん出逢いたい。

金銀糸イメージ3

その中で生まれてくるもの、そういった人たちと一緒につくったものが
新たな価値を創造し、誰かの新しい宝物になれば嬉しい。

新しい世界を広げることで、金銀糸の伝統を守っていきたい。

絆をつなぐ。

金銀糸はだんじりや神輿が出る祭りでも活躍しています。

祭りの運営に関わる人、
だんじりや神輿を担ぐ人、
見物している人、
それぞれにいろんな想いがあります。

地域の大切な行事は地域の大切な宝物。
「親から子へ…」ずっと繋がっていくもの。
いのちのつながりの中にある、誇り。

これからも金銀糸を通じて
感動をともに築いていきたい。

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